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お寺は最強のストックビジネス!坊主丸儲けは本当か?

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ひとり社長は無宗教ですが、最近、親しい人が亡くなり葬儀などの手配をお手伝いさせて頂きました。その時、ふと思いました。お寺というビジネスは最強のストックビジネスなんじゃないかと…

継続してお金が入る仕組みがストックビジネス

ストックビジネスを簡単に言ってしまうと、継続してお金が入ってくる仕組みのことです。

ひとり社長の場合は賃貸管理業になりますので、賃貸物件を管理することで毎月管理料というお金が入ってきて、また、定期的に更新料や営繕工事、リフォームなどのお金が入ってきます。完全なストックビジネスですね。

お寺の経営はストックビジネスか?

お寺の経営について、正直あまり詳しくありません。しかし、今回、葬儀からお墓まで様々なことをお手伝いさせて頂いた中で感じたのは”最強のストックビジネス”じゃないかー!!!ということです。

人はすべての人が例外なく死にます。死ねば、お葬式やお墓、供養が必要となります。その様々なところで収入を得ることができるのがお寺なのです。

必ず需要があり、継続して収入があるのがお寺の経営なのです。

もちろん、お寺は宗教法人ですから売上や収益を得る目的で運営されてはいません。その代わりに宗教法人は税金を収めなくて良いなど、いろいろな面で優遇されています。

お賽銭や寄付、お布施など宗教行為に関するものはすべて無税ですから、坊主丸儲けというのは当たっていると言えば当たっています。

ほとんどの会社は頑張って売上を上げて利益を計上しても税金でほとんど持っていかれてしまうのですからお寺の経営はとても安定しているといえます。

もちろん、土地の賃貸料など営利に関することは税金がかかりますが、それでも十分に優遇されているなと思います。

人が必ず死を迎え、その死を処理する職業であるお寺は本当に完璧なストックビジネスです。

なぜ、お寺は最強のストックビジネスなのか?

お寺が最強のストックビジネスである理由は、その特殊性にあります。お寺以外のストックビジネスであれば、その会社が嫌になったり、他の会社が良いと判断すれば 、会社を変えてしまうことができます。

これはストックビジネスを行っていく会社としては最大のリスクです。自社の顧客が他社に行ってしまうのですから大変なダメージです。

しかし、お寺の場合はその心配がほぼありません。宗教の宗派の問題やお墓を別のお寺に移すという非現実的なことは行うのが大変難しいのです。

また、最近増えている永代供養なども50年間という長い期間の契約であることもあり、お寺が超安定したストックビジネスだと考えられます。

さらに、お寺は檀家がお寺を支える構造になっていますので、お寺の改修工事などの費用は檀家から頂戴することができるのです。

まとめ

今回、葬儀からお墓までいろいろと手続きをして感じたのは、お寺のあり方も時代の流れに合わせて変えていかなければいけないということです。

超高齢化社会を迎えて、孤独な老人が増えて、少子化の影響でお墓を守ることができなくなっている現代社会に合わせてお寺が変わっていかないと、今後、お墓難民がたくさんでてくると思いました。

お寺の方でも最近では永代供養という親族に変わってお寺が50年間などの期限を決めて供養をしてくれる仕組みを進めていますが、まだまだ努力不足だなと感じました。

まぁ、Amazonで葬儀を売る必要はないと思いますが、超高齢化社会で今後も増え続ける葬儀をもっと手軽に簡素化する必要があると強く感じました。

なお、今回、永代供養を頼んだ費用は100万円でした。50年間で100万円ですから1年間で2万円です。お寺は完全、最強のストックビジネスだなと感心しました。

この永代供養の他に、葬儀があり、49日や1周忌、3周忌などがあり、様々なところで収益を上げることができるのです……でも、参入するのは難しいだろうな…

以上、お寺は最強のストックビジネス!坊主丸儲けは本当か?でした。