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脱サラして自由に生きる!起業という道を選び冒険に出かけよう!

起業して6年これまでとこれから(後編)

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起業してから最初の3年間は前編で書きましたので、この記事では残りの3年間とこれからのことを書きます。

 起業してからの3年間を振り返る!

起業して3年間の間をまとめたのが下記の一覧です。

・理由もなく会社員を辞めて起業をする

・退職後、営業活動は一切せず

・先方より自然に連絡を頂き取引先が増える

・民泊運営を開始する

・エアコン工事・リフォーム工事を自社施工にする

・取引先が少なくても高収益の会社になる

www.one-president.com

 

起業してからの3年間はあまり頑張らずに自然に、なんとなく運命の流れに沿って生きてきた気がします。

創業時に日本政策金融公庫から融資を受けるために事業計画書を作成しましたが、その事業計画の中で達成されたものはひとつもありません。また、成果だけでなく、プロセスもきちんと実行されたものはありませんでした。

会社員の頃はどちらかと言えば、几帳面で計画通りに実行するのが好きだったのですが、起業してからは自由人になってしまい、地金のお気楽な性格が前面に出てしまったみたいです(笑)

起業して3年がたって事業規模が小さいものの、収益的には安定してきたため、そのまま事業を拡大していく予定でした。

しかし、事業拡大にはつきものの新規開拓、営業活動にやる気がでなくて、それまでと同じように賃貸管理業と民泊運営を行っていました。

しかも、特に営業活動をしていなくても既存の取引先(家主様)からご紹介を頂いて、新規の取引先が開拓できたりしていたので、少しづつですが取引先が増え、それに伴って売上も増えていきました。

ひとり社長自身があまり欲がないため、現状を維持しながら自然に事業規模を大きくしていくような感じでこの3年間を過ごしてきました。

 起業して4年目以降も惰性で進んで行けた…!

日々の生活、日々の仕事の中で小さな出来事はたくさんあったと思いますが、なんとなく過ごした3年間であったのは間違いありません。

唯一、大きな事業転換としては民泊の運営を辞めて純粋なウィークリー賃貸へ事業転換したことです。

これは民泊新法の施行があったため、民泊運営を継続するメリットがなくなってしまいウィークリー賃貸に変更したのです。

これまではairbnbなどの民泊サイトで世界中からお客様を集客していました。しかし、民泊を辞めてしまうと民泊サイトは利用できませんので、その他のサイトを利用して集客をする必要があります。

最初は売上が維持できるのか不安でしたが、結果としては売上は減らずに民泊と同等又は民泊以上に推移しています。(月によって売上の変動があるため常に一定ではありません)

ウィークリー賃貸にしても売り上げが維持、向上できた理由としては、そもそも短期賃貸の需要があったということです。料金が高くて、プライバシーが保たれないホテルを使うよりもスマホなどネットで手軽にウィークリー賃貸を予約して利用する方がいいという人が多かったのです。

また、運営側からすると、これまで民泊サイトに支払っていた手数料負担がなくなり、民泊と違って宿泊に使うもの(布団やタオル、アメニティー)などはオプション利用になるため、結果として売上が増えたのです。

これは思わぬ誤算でうれしかったです。民泊を辞めて、民泊の売上分をどうしようか悩んでいたのが嘘みたいです。

運がいいんですよね。このブログを見て頂くとわかりますが、ひとり社長はあまり努力はしていません。自然な流れにまかせてここまできたような気がします。

起業して6年目、現時点で行っている事業は下記の通りとなります。

・不動産事業(賃貸仲介・賃貸管理・リフォーム・エアコン工事)

・不動産活用事業(ウィークリー賃貸運営・シェアパーキング運営)

・Webメディア事業(アフィリエイト・アドセンス)

ひとり社長のくせにいろいろやっていますね。あきっぽい性格ですからいろいろ手広くやっていた方が毎日が楽しく過ごせます。

創業7期目これからやること!

創業7年目の今年からはより事業を拡大していくために大きく意識を変えることにしました。

具体的には、法人としての仕事を絞り込み、浮気をせずに、仕事に集中して事業規模の拡大と本格的な会社組織へ移行していきます。法人に関してはひとり社長を卒業してビジネスオーナーを目指していきます。

現在、仕事用に軽バンを使用していますが、この軽バンからベンツに乗り換えた時がひとり社長から卒業してビジネスオーナーになった時です。

わかりやすい目標はやる気がおきますね!

そのため、現在は不動産事業、不動産活用事業、Webメディア事業の3事業を不動産関連の事業だけに集約します。

法人として行う事業

・不動産事業(賃貸管理・仲介・リフォーム・エアコン工事)

・不動産活用事業(ウィークリー賃貸運営)

この2つに絞り込み、業務時間を定めて全力で事業拡大、会社組織の構築に取り組んでいきます。目標はビジネスオーナーになることです。

そして、個人として行う事業

・Webメディア事業(アフィリエイト・アドセンス・自社商品販売等)

・シェアリング事業(カーシェアリング・ビジネスシェアリング等)

になります。

あくまでも法人の事業である不動産事業に全力投球をして、息抜きや趣味として個人事業を行うイメージです。

個人事業であっても外注、アウトソーシングをすることで自分自身の作業時間は短縮できますので法人の事業と個人の事業を両立できると思っています。

まぁ、ひとり社長は飽き性ですから、複数のことを同時に進めていかないと飽きてすべてを放り投げてしまう可能性があります(;^_^A

※今後、Webメディア事業では動画関連を手掛け、シェアリング事業では消費社会ではなくシェアすることで社会に貢献できるようにしていきます。シェアリングビジネスは起業する分野としてもおすすめです。詳細はこちらの記事をご参照ください。

ビジネスオーナーを目指す理由

ひとり社長は不動産ビジネスを個人事業レベルから会社組織に向けて全力を尽くします。目指すは不動産会社のオーナー社長です。

現在も法人の社長、ひとり株主(持ち株100%)ですが、社員を雇用して、社長(プロ経営者)も雇用して不動産ビジネスを展開していく会社のオーナーを目指します。

これは「 金持ち父さん 貧乏父さん」で有名なロバートキヨサキさんの4つのクワドラントでお金持ちになる方法に書いてあるお金持ちになる4つの段階から学びました。

1つ目 会社員(雇用される側)

2つ目 個人事業主・中小企業社長(自分で働く人)

3つ目 ビジネスオーナー(自分は働かない・他人に働かせる)

4つ目 投資家(お金に働かせる)

ひとり社長として自由に気ままに過ごしていましたが、自分で働いていることに変わりはありません。

もちろん、自分で働くことが大好きですが、ひとり社長もすでに43歳になり、今後のことを考えると早い段階でビジネスオーナーになり、次のステップに進むべきだと決心をしたのです。

まとめ

起業していくつかわかったことがあります。それは目的を持ち、目標を定めて行動すれば、山あり谷ありですが、自然に目標へ近づき、目的を達成する方向へ進めるということです。

細かく事業計画を立てても、自分の力量や社会の変化などにより計画通りに行くことはないでしょう。だから目的と目標をしっかり決めておいてあとは大雑把な計画の元で仕事に全力投球していけばいいのだと思います。

起業にとって大切なことは、いまいる場所からすぐに始めて、やがて自然の流れに乗って、事業を進めていくことだと思います。

焦らず、弛まず、失敗しない起業を目指したいと思ってます。

以上、起業して6年これまでとこれから(後編)でした。

ご精読ありがとうございました。