少し前の話になりますが、警察の交通取締りに捕まったときの話です。結論としては言い負かして撃退したのですが…それは、あくまでもひとり社長の方が正論であったためです。しかし、警察も起業家も日々気を付けなくてはいけません。何気ない日常が過ぎていく中でついつい、目的と手段を間違えてしまっていることが多いからです。
交通取締りの目的
交通違反の取締りはなぜ行うのでしょうか?この答えは簡単ですよね。「交通事故を減らすため」です。
しかし、実際の交通違反の取締りは警察官の点数稼ぎの場となってしまっています。点数ノルマをこなすために罠にはめるような取締りばかり行っているのです。
これは組織の体質の問題ですから、すぐに改善するのは難しいかもしれません。頑張っている警察官を評価するのにどれだけ交通違反を取り締まったかで判断してしまっているからです。
交通事故がどれだけ減ったのかではなく、交通違反の取締り点数で評価される以上、交通事故を防ぐよりも交通違反をしやすい場所で待ち構えて点数を稼ぐ習性が付いてしまっているのです。
ひとり社長は下記のような罠にひっかかり交通違反キップを切られそうでしたが正論で言い返したら、しぶしぶ解放してくれました。
その体験談をどうぞ。
罠にかかるのを待つ取締り方に反論する
それは東京都内の銀座当たりのインターチェンジを降りた時でした。
本来は降りる予定のないインターチェンジでしたが、高速道路の一部が工事中で通行止めになっていたため、やむを得ず、そこで降りたのです。
左の路肩からそのまま出口に進んで行くと、そのまま進行方向に道があります。しかし、この道は一方通行でひとり社長がきた方面からは入ることはできません。
そして、左側にも道がありますが路駐されている車があったりして通れる雰囲気がありません。
さらに、左後ろにも道がありますが…これが本来は正解だったのですが、ひとり社長はそのインターチェンジを利用したのが初めてであったため、左後ろへ行くとは一切考えずに、左後ろはあくまでも合流してくる車が走ってくる道だと思っていました。
こんな感じの道でしたので、ひとり社長はインターチェンジの出口で立ち往生します。
正面は一方通行だし、
左側は行けそうにないし、
左後ろはこっちに合流してくる車線だし・・・(ここが間違い)
そんなことを考えながらインターチェンジの出口で一時停止して周囲を見回していましたが、どうすることもできずに、これは一方通行の方へ行かないとダメなんじゃないかと考え、クリープ現象モードで少し進みました。
そうすると!!!
急に「ピピー」と警察が駆け寄ってきました!
あまりにも急だったのでビビりましたが、どうすればよいのかわからない状況にいたので助かったと思いましたが!!!!!!
なんと、その警察はこう言いました。
いま、一方通行を逆走しようとしたでしょう?
違反ですよ。運転免許証を出してください。
え、助けてくれるんじゃないの?と思いました。そして、警察から違反の説明を受けている間にショッキングなことが行われます。
なんと、ひとり社長が一方通行の方へ少し動いた罪で違反切符を切られようとしているときに、あとから来た車が迷って停車しているのを見て、丁寧に誘導しているのです。
そう、あとから来た車もほとんどが高速道路が工事で通れないため、そのインターチェンジで降りていますので、どこへ行けばよいのかわからないです。そして、高速出口の出口でひとり社長と同じように立ち往生しているのです。
その車に対して1台、1台、行く方向を指示してあげていたのです。
このときにひとり社長の怒りは頂点に達します!!!!(# ゚Д゚)
ひとり社長のときは、警察は陰で隠れていて立ち往生しているのをずっと見ていながら、少し一方通行方面に動いたとたん違反摘発として取締りに動いたのです。
完全に罠を仕掛けられていたのです。
困って立ち往生しているひとり社長を助けもせずに、警察は少しでも違反に近い行為をさせて違反切符を切ることだけを考えていたのです。
そして、1台しか余過剰スペースがないため、2台以上をまとめて違反切符を切れないため、1台捕まえたら、それ以外の車は丁寧に誘導してあげていたのです。
この時のひとり社長の怒りはものすごいものがあったと思います。
警察の行為に抗議をする!
さぁ、罠にかけられたと知ったひとり社長はブチギレです!
警察が違反切符を切ろうとしていましたが、その警察官に対して次のように言いました。
ちょっと、納得いかないから上司の方と話させてくれます?
上司が嫌なら私のいとこが警視庁の幹部なので連絡していいですか?
と伝えました。
もちろん、警察は納得せず。
一方通行を逆走しようとしたので違反ですよ!
と言ってきました。
そのため、ひとり社長は言いました。
なんで、いま後ろで他の車を誘導しているように、どこへ進めば良いのかわからないで立ち往生している私の車を誘導してくれなかったんですか?
なぜ、他の車はきちんと誘導しているんですか?みんな高速道路が工事していて仕方なくこのインターチェンジで降りているのは知っていますよね?
みんなインターの出口でどこへ進めばいいのかわからないで立ち往生していますが、なんで最初から交通整理しないんですか?
ちょっと納得できないので、知り合いの警視庁の人を呼びますね。
そうしたら、警察官は
わかりました。もう行っていいですよ。
後ろ見ますので、気を付けてバックしてください。
と言って解放をしてくれました。警視庁の人を呼ばれるのが嫌だったのか?正論に負けて解放してくれたのかは不明ですが、警察も説明してわかってくれれば無理に違反切符を切らないことがわかってよかったです。
物事はすべて目的と手段がある。目的と手段は間違えてはいけない!
さぁ、解放されたぞ!!!!!で終わりにならないのがひとり社長のいけないところです。
警察は本来、交通事故を減らすために交通違反を取り締まっているはず…しかし、現実的にはしっかり取り締まっているという成果を得るために罠をかけて、わざわざ違反させて取締りを行っている・・・
これはなんでだ?そう、目的と手段を間違えているんだ!!!!!!!!!!!!本来は交通事故を減らすことが目的で、交通違反を取り締まるのが手段のはずです。
しかし、交通違反を取り締まることが「目的」となってしまっているため、罠を仕掛けるような交通違反の取締りばかり行っているしまっているのです。
そうなった背景には、警察官をひとりひとりどうやって評価するのか?という問題があります。交通違反を取り締まった点数で現在は各警察官がどれだけ交通違反の取締りを頑張ったかを評価しています。
しかし、これでは評価を得るために交通違反をして貰わなくてはいけませんので、結局は罠をしかけて交通違反を誘発させて取り締まることになってしまっています。
目的と手段を間違えてしまっているのです。わざわざ交通違反を誘発させて取り締まっても交通事故を減らすことはできません。
たとえば、その地域の交通事故が前年などの同期間と比べて減った、減らない、減った割合などで評価すれば、本来の目的である交通事故を減らす交通取締りができるはずです。
まとめ
警察は警察である以上、正義でないといけません。正義でないと社会に存在する理由がなくなってしまうからです。
罠にかけるような交通取締りをして点数を稼いだところで、交通事故は減りません。また、罠にかけられて違反切符を切られ、罰金を支払わされた人は警察を恨みます。
もちろん、明確な違反であれば恨まれることないでしょう。しかし、ほとんど交通量がないところで危険もほとんどないはずなのに取締りをしてみたり、間違えやすい標識の場所で隠れて取締りをしたりしていると警察を恨む人々が増えていくだけです。
だから、目的と手段を間違えてはいけません。例えば、夜間の飲酒運転の取締りなどはどんどん強化するべきです。
飲酒運転が減れば、どんどん夜間の悲惨な交通事故が減っていきますのでいくら違反切符をきっても恨まれることはありません。逆にどんどん警察の人気が上がっていくはずです。これは目的をしっかり達成しているからです。
まぁ、ひとり社長も普段から気を付けています。目的と手段を間違えていないか常に意識しています。そうしないとお金を稼ぐことがいつの間にか目的となってしまい、顧客が離れていってしまいます。
ひとり社長の起業の目的は社会のため、顧客のため、お役に立つためです。そして、その目的を達成したご褒美にお金を頂戴できるのです。
この目的と手段をいつも忘れないようにこれからも頑張っていきたいと思います。
以上、警察の交通取締りと戦って撃退した話~目的と手段を間違えてる警察について~でした。