生活に欠かせないエアコン。日本の場合は湿度が高くジメジメ暑くなりますので、エアコンを適切に利用することは健康の維持や仕事の能率向上のために必要なことになります。ひとり社長は自宅で仕事をすることも多いため、シーズン前には自宅に設置してあるエアコン4台とも洗浄してから使っています。清潔で快適で節電になりますよ!
- エアコン内部はカビの温床地帯です
- エアコン清掃はフィンだけでなく、ファンも洗浄する
- エアコンのファン洗浄剤はネットで購入する
- エアコンファン洗浄剤 くうきれいを使う効果
- 「くうきれい」の使い方
- まとめ
エアコン内部はカビの温床地帯です
エアコンは外見はきれいでも内部はカビだらけです。エアコン本体が構造上、内部の冷媒管やアルミフィン、送風ファンなどが結露する仕組みになっているため、ワンシーズンエアコンを使用しただけで内部はカビだらけになります。
特に冷媒管やアルミフィンの部分ではなく、ゴム製のファンの部分やプラスチックに黒カビがびっしりと付きます。
エアコン清掃はフィンだけでなく、ファンも洗浄する
スーパーで売られているエアコン清掃用の薬剤(スプレー)はなぜかフィンの部分を洗浄するものばかりです。
これは内部にあるファンを洗浄するのが難しく、簡単に洗えて一般の方でも施工がしやすいフィンの清掃だけにスポットを当てているためです。
ようは、売りやすく、苦情も少ないのがフィンの清掃だけからです。
フィンの清掃はエアコンの表カバーを上に持ち上げてフィルターを取り外せば、アルミフィンが出てきますので、そこへ洗浄剤をスプレーするだけです。
フィンについた洗浄剤はフィンの汚れを落とし、除菌や消臭をして、そのままフィンの下部についているドレンをつたって室外機から流れ出ます。特に養生をする必要などはありません。
簡単ですよね。フィンにスプレーするだけでフィンの清掃が終わるのです。ただ、問題なのは、フィンの清掃だけでエアコン洗浄が終わったと勘違いさせていることです。
実際にエアコン内部のカビ汚れや悪臭の原因はアルミフィンにはありません。内部のファンとその周辺のプラスチックの部分にカビや汚れが蓄積しているのが原因です。特にファンの奥にはカビが大量発生していたりします。
エアコンのファン洗浄剤はネットで購入する
ひとり社長も部材を購入するためにホームセンターやスーパーによく行きますが、エアコンのファンを洗浄する用品はほとんど見たことがありません。
上記の通り、洗浄するのが多少面倒なのと、スーパーで売るには多少高いのかもしれません。
そのため、ひとり社長はエアコンの送風ファンを洗うときはネットで購入しています。なお、ひとり社長は現在は高圧洗浄機や薬剤などプロ仕様の道具を使っていますが、以前までは「くうきれい エアコンファン洗浄剤 」を使用していました。
エアコンファン洗浄剤 くうきれいを使う効果
エアコンのファンを洗浄する一番大きな効果は送風ファンと周辺を洗浄することによりカビ汚れを除去して、悪臭が減ることです。スーパーではフィンを清掃するだけで悪臭が減るような宣伝がされていますが、フィンの洗浄だけでは絶対に悪臭は減りません。
風を送り出す送風ファンについているカビ汚れやダニなどを除去することで悪臭を減らすことができるのです。(なお、ニオイに関しては染み込んでいる場合も多い為、完全に除去するのは難しいです。完全を求めるなら新品と交換するしかありません)
また、送風ファンや周辺を洗浄することによりファンの動きがスムーズになります。清掃後にファンのまわりが良くなり送風が強くなったのを感じることができます。また、ファンの音も多少静かになります。
「くうきれい」の使い方
くうきれいにはシャンプー、リンスー、養生シートの3つが付属しています。
1)養生シートを取り付ける
まず、最初に養生シートを取り付けます。付属のシートを広げて両面テープをはがしてエアコン本体に取り付けるだけです。簡単です。
2)ジャンプーで洗浄する
次に、エアコンの送風口からシャンプーのノズルを突っ込んで洗浄剤を噴射します。噴射しながらファンを割りばしなどでグルグルまわすとファンの奥まで洗浄剤がいきわたります。
ひとり社長は指でファンをぐるぐる回してしまいますが、皮膚が溶けますので割り箸などを使ってください。その後、30分以上放置します。
3)リンスーでシャンプーを洗い流す
泡だらけになった送風口内をリンスで洗い流しますが・・・!リンスだけでは十分にカビ汚れなどを洗い流すことができません。
業者であれば、ここで高圧洗浄機を使ってファンと周囲の汚れを根こそぎ落とすのですが、一般の方であれば蓄圧式のスプレーや普通のスプレーに水道水を入れてたっぷりの水で洗い流しましょう。
この際、注意することはあまりにも水の量が多いと、養生シートが取れてしまいますので養生シートが落ちない程度の水量で洗い流します。汚れを洗いながしたら、リンスーを送風口から突っ込んでファンや周辺をコーティングします。
4)送風口に養生シートを当てるか、タオル等を当てて送風する
洗浄が終わったあと、必ず送風して内部の水分を飛ばします。特にファンの谷間には水滴がたまっていますので、送風して内部の水分を飛ばしてから自然乾燥させます。
送風口に養生シートやタオルを当てて、飛び散る水滴を抑え込んで送風するだけです。2~3分送風したらあとは自然乾燥して清掃終了です。
※ちょっとしたポイント
ひとり社長はファンの清掃をするときに、ついでなのでフィンにも洗浄剤を吹き付けてしまいます。
フィンの洗浄剤は本体前面のカバーを上にあげてフィンに直接洗浄剤をスプレーするだけです。洗い流したりする必要はありませんので楽ちんですね。
これでフィンとファンの両方がきれいに洗浄することができます。
※エアコンに関する記事はこちらもご参照ください。
まとめ
エアコンは冷却フィンだけでなく送風ファンも洗浄しましょう。シーズン前に必ず1回はやることで室内にカビやダニをまき散らすことが防げます。
カビにしても、ダニにしても、目視することは難しいのでシーズン前に洗浄しておくだけでいいと思います。
業者に頼むと、とても高額で新品を購入した方が良いんじゃないかと思うことがありますので、上記の通り自分でファンも洗浄してみてください。
慣れてしまうと、手軽にエアコンの清掃ができてほとんどニオイもしなくなるはずです。なお、ひとり社長は仕事でエアコン交換工事もできますのでエアコンの取り扱いには精通しています。
なお、エアコン工事業者さんはエアコンの洗浄方法を知らない人が多いのです。
たしかにひとり社長も研修のときにエアコンの取り外し方や取り付け方は教わりましたがエアコンのニオイを無くすエアコンクリーニングの方法は教わりませんでしたね。
以上、エアコンがくさい!?その原因はエアコン内部のカビです!!自分で清掃しましょう!!でした!