ひとり社長は仕事で複数のスマホ・携帯電話を使用しています。家族用にも安いスマホを持っていましたが、安いだけに使っていてストレスになる部分がありました。しかし、今回、VAIO Phone Aを購入してSIMカードを入れ替えただけで随分と使いやすくなりストレスを減らすことができました。
- 格安スマホ TONEモバイルとは?
- もっと使いやすくするために機種を変更する
- VAIO Phone Aは1つの欠点に慣れれば良いスマホです
- SIMカードを入れ替えて使うときの注意点
- TONEモバイルのSIMカードでAPN設定をする
- まとめ
格安スマホ TONEモバイルとは?
もともとは小学生の長女にスマホを持たせたいと思い機種を選定していました。ちょうどその時期にTSUTAYAがTONEモバイルを設立してCMを流しまくっている時期でしたので子供にはTONEが良いかなと思いTONEを購入して契約しました。
TONEはレンタルビデオ最大手のTSUTAYAと通信事業を行っているドリーム・トレイン・インターネットがダックを組んで展開しているMVNOです。
特徴としては
1、とにかく料金が安い!
2、子供を含めた家族向け!
この2つです。
料金は毎月約1,000円ですから格安SIMカードに比べても大変安くなっています。もちろん、安いだけに通信速度が遅かったり、既存の090、080の電話番号を利用する場合はオプションになり、毎月1,000円かかるなどのデメリットもあります。
しかし、子供が初めてスマホを持つには最適だと思います。毎月1,000円だけでいいのです。この1,000円には050の電話番号は含まれていますので、通話をすることもできます。(通話料はかかります)
まぁ、現実的にはLINEを利用して、LINE電話で通話することになるので、通話料が掛かることもないのですが…しかも、050のIP電話よりもLINEの無料通話の方が通話品質が良いというおまけつきです。
TONEモバイルの詳細はこちらを参照ください
もっと使いやすくするために機種を変更する
しかし、TONEは普段iPhoneやandroidの上位機種を利用しているひとり社長が使うと、とても不便に感じる部分があります。
それは通信速度が遅いことと、スマホの反応がいまいちなところです。もちろん、月に1,000円だと考えれば十分な許容範囲ですが…でも、もう少しいろいろ改善してあげたいと思い機種を変更することにしました。
TONEの契約はスマホとワンセットで契約することになっています。そのため、SIMカードのみの契約とかはないのですが、すでにTONEと契約してTONEのスマホを持っている場合は、そのSIMカードをSIMフリーのスマホに移すことで違うスマホを使うことができるのです。
正直、スペックが良くても実際には使いにくいスマホが多いなかで、ひさしぶりに良いスマホだなと思ったのがVAIO Phone Aです。
若干、子供用というよりビジネス用ですが、子供が主に使うスマホの機能はLINEとLINEの通話、そしてLINEHEREでリアルタイムに位置確認をすることくらいですから通信が安定して、アプリが円滑に使える機種であれば何でもよかったのです。
3万円以下の海外製品は高スペックですが、フリーズしたり、動作が不安定な部分がありますのでソニーからスピンオフしたバイオ社の製品を選びました。
VAIO Phone Aの詳細はこちらを参照ください
VAIO SIMフリースマートフォン VAIO Phone A
VAIO Phone Aは1つの欠点に慣れれば良いスマホです
VAIO Phone Aの素晴らしいところは、その本体価格です。約2万5千円程度でこれだけの性能のスマホを購入できるなら十分だと思います。
この料金であれば1年で使いつぶしたり、子供用にして万が一壊れてしまっても、あきらめがつく程度の料金ですね。
iPhoneの6万~8万に比べたら大きな差があります。しかし、使い安さ自体はとても優良だと感じます。
TONEは機種が選べるほどなくm14かm15しかありませんでした。そして、現行のm
15を選ばざるを得ないのですが、m15はiPhoneなどと比べるとものすごく使い勝手が悪かった印象があります。
もちろん、スペックはハイスペックでしたが、スペック以外の部分では通信が遅かったり、すぐにフリーズしたりイマイチでした…。
TONEの通信状況に問題があるのかな?とも思いましたが、たまたまm15がバッテリーが膨張して壊れてしまったため、SIMフリーのVAIO Phone Aを購入してSIMカードはTONEのものをそのまま差し替えて使ってみたところ快適に使うことができました。
ただ、VAIO Phone Aに関しては唯一弱点がありますので明記しておきます。まぁ慣れれば問題は何のですが…電源ボタンが何故かスマホの右上にあるため、電源をON/OFFにする動作が大変です。
ただでさえ、大きなスマホの右上、最上部のボタンを押すのは大変なんです!なぜ、この位置にしてしまったのかはよくわかりません。少し使ってみれば、電源ボタンはそこにあったら使い難いことくらいすぐにわかったはずですが…
スマホを使うお客様のことをよく考えてスマホを作って欲しいですね・・・バイオ社メ…ただ、このスマホの値段であれば、唯一の欠点は慣れるしかありません。慣れれば十分に使いやすい良いスマホだと思います。
SIMカードを入れ替えて使うときの注意点
TONEモバイルと契約したままTONEモバイルのSIMカードだけを抜きとって、他のSIMフリーのスマホにSIMカードを入れ替えて使うことはできるみたいです。
ひとり社長はTONEモバイルのm15からSIMカードを抜き取り、VAIO Phone Aに差し替えて問題なく使えています。
注意することは、まずはSIMカードにもいくつかの大きさがありますので、持っているSIMカードと新しく購入する予定のスマホのSIMカードのサイズが同じか確認しておきましょう。
最近のスマホはほとんどがnano SIMと言われる小さいタイプですが、スマホによってはmicro SIMとかmine SIMなどの大きさがあります。
あとは、SIMカードを入れ替えるだけですが、SIMカードを入れ替えただけだと電話はできるけど、データ通信ができないこと場合が多いみたいです。
ひとり社長の場合もSIMカードを入れ替えただけでは電話はできるけど、データ通信ができなくてメールやアプリが使えない状態になっていました。
そんなときはAPN設定をしましょう。SIMカードを新しいスマホに入れて使う場合はAPN設定は必ずやらなければいけないらしいです。
ただ、面倒なのはAPN設定をやるにはネットワーク名やアクセスポイント名、パスワードが必要なことです。
TONEモバイルのSIMカードでAPN設定をする
ひとり社長の場合はTONEモバイルのm15というスマホからVAIO Phone AにSIMカードを入れ替えました。
そのため、APN設定はTONEモバイルの通信網を引き続き利用することになりますのでTONEモバイルのAPN設定をしなければなりません。
しかし、TONEモバイルはSIMカードは他社のスマホに入れ替えて使用すること公式に認めていませんのでAPN設定の情報がわからないかったのです。
でも、大丈夫!!ネットで頑張って調べて、勇気を持ってテストチャレンジしてみたらTONEモバイルのSIMカードを入れたVAIO Phone Aでもデータ通信もできるようになりました。
そのときに使用したTONEモバイルのAPN設定はこちらです。
な、なんとトーンモバイルが提供しているじゃありませんかーーー!?TONEモバイルの親会社であるドリーム・トレイン・インターネットが提供しているみたいですが・・・
だから、TONEの通信網と同じ回線を使用していて同じANP設定が利用できたんですかね?不明なところもありますが、TONEモバイルのSIMカードを入れたVAIO Phone Aで電話もデータ通信も無事にできるようになりました。
まとめ
電話もデータ通信もできるようになったどころか、TONEのm15を使っていたときよりもVAIO Phone Aの方があきらかに通信が安定していて、通信が早いのです。
同じ通信回線を使っているはずなのに…ただ、TONEモバイルの独自のスマホは独自の機能が盛り込まれていて、いろんな制限があったのかもしれません。
でも、バイオ社のスマホが2万円代で購入できるのはすごく良いと思います。最近のスマホはどれもハイスペックですが、使い勝手はあまり変わらないのです。
それであれば低価格で、ある程度の性能があれば十分です。電源スイッチの位置は残念ですが、それ以外は十分にコストパフォーマンスが良いSIMフリーのスマホでした。
VAIO Phone Aの詳細はこちらから