【最終更新日2018/2/2】
起業には良いイメージと悪いイメージ両方がありますね。起業して事業に成功してお金持ちになるイメージや起業に失敗して借金を背負いこんで夜逃げするイメージなどです。ひとり社長はよく起業するのは簡単ですか?と聞かれます。簡単なわけないだろーと言いたいところですが、起業して生活していける程度なら簡単だと答えるようにしています。
起業して生活して行くことは簡単?
そもそも、なぜ起業するのでしょうか?お金持ちになりたいから?会社員など組織のしがらみから抜け出したいから?自由に生きたいから?
人それぞれにいろんな理由があるのでしょう。ひとり社長は「自分の人生を自分が主役で自由に生きたい」からです。
起業を夢見ている人、起業したい人は多いですが、実際に起業している人は大変少ないと感じます。
しかし、ひとり社長の経験(起業して4年になります)から言えば、起業にはたくさんのリスクはあるけど、起業して生活していける程度に稼いで自由に生きていくことは簡単だと思います。
起業が簡単?と言われてしまいそうですが、簡単というのは「何もやらないで成功する」ことではありません。
やるべきことをやって、その結果として生活していける程度の収入を得ることは簡単だという意味です。
やるべきことをやることは簡単か?
なんだ詐欺じゃねーか?…そ、そんなことはありません。起業する目的があり、それを実現するための目標があり、それを達成するための計画があれば、あとはやるべきことをやるだけです。
自分が選んだ道を自分の意志で歩いていくのですから、難しいはずがありません。他人から見たら、ものすごく困難なことでも、それを実行している本人からすれば大変ではなく、やることが当たり前のことになるのです。
困難なのは当たり前、大変なのは当たり前、だからやるべきことをやるのは簡単なんです。
会社員として、会社の方針や上司の方針に振り回されることはありません。自分で決めた目的であり、目標であり、計画です。
やるべきことをやるのは簡単なのです。会社員として嫌々仕事をするのとは違います。
※これから起業する人へのアドバイスを書いた記事です。合わせて参照ください。
やるべきことがわからない人へ
起業してやるべきことをやれば、生活していける程度のレベルになるのは簡単・・・しかし!そのやるべきことがわからない!と言ってくる人がいます。
まぁ、そうですよね。一見、抽象的に見えますから。やるべきことがわからない人は、そもそも目的がはっきりしていない人です。
目的がはっきりしていないから、目標が定まらずに、やるべきことがはっきりしないのです。
だから、最初に起業する目的をはっきりさせることから始めましょう。起業する目的は「この事業で社会に貢献する」でもいいし、「起業してお金持ちになる」などでもいいと思います。
最初から目的が明確で、その道しかないと突き進んでいける人はほとんどいないはずです。
おぼろげながら見える目的に向かっていくのです。その目的に向かう道しるべとして目標を決めます。
目標が決まれば、その目標を達成するためにやることを書き出します。あとはそのやるべきことをやっていくだけです。
ここまでくれば、頭を使う必要はありません。ただ、やるべきことを粛々とやっていくだけです。成功することも、失敗することもあると思いますが、目的や目標へ動き出した大きな流れに沿っていけばよいだけです。
ひとり社長の賃貸管理ビジネスで簡単に説明すると、
目的:賃貸管理業を通して社会に貢献する
目標:取引して頂ける家主様を増やす(管理物件を獲得する)
行動:管理物件を獲得するためのDMや訪問を行う
これだけです。
管理物件を増やすのが当面のやるべきことです。具体的にしてと、例えば、毎日DMを10通送り、訪問を5件すると決めます。
あとは、そのルール通りにやるだけです。成果が出なければやり方が悪い可能性がありますので、やり方を見直していきます。その場合、ルールは変更しません。
DMの内容を見直したり、訪問の仕方を見直したりするだけです。あとは、やるべきことやり続けるだけです。
一番いけないことは、考えるだけで行動に移さないことです。
起業して成功する人の特徴
起業して成功する人は基本的にポジティブだと思います。ポジティブじゃないとやっていけないからです。
ものすごく困難なことがあっても、それは自分が成長するための試練なんだと思える人が起業して成功する人です。
常にポジティブに行動することができれば、事業を継続し続けることができます。事業を行っていると良いときも、悪いときもありますが、継続することで塵も積もり山になり事業を成功に導くことができるのです。
起業して成功する人は物事をポジティブにとらえることができて、最後まであきらめない人だと思います。
ひとり社長はどうでしょうか?基本的にネガティブ?小心ですが、仕事に関しては困難なことがあっても、自分を成長させるための試練だと考える習慣がついていますので、仕事中はポジティブですね…たぶん。
※起業に役立つ本をまとめた記事です。詳しくはこちらを参照ください。
将来のことはどのみちわからないからすぐに起業しよう!
本当は起業したいけど、実際には起業していない人は起業した後の将来の不安やリスクばかりを考えている人が多いです。
冷静に考えれば、明日どうなるのか誰にもわかりません。誰にでも平等にまっさらな新しい24時間をもらえることはわかっていますが、明日、大震災があったり、ミサイルが飛んできたり、交通事故に合う可能性がないわけではありません。
だから、将来のことはどのみちわからないと思って、いま立っているその場所から起業に向けた行動をすることが起業する上で一番大事な最初の一歩になります。
考えすぎてはいけません。深く考えると不安やリスクばっかり目について何もできなくなってしまいます。
考えることよりも行動することが大事なのです。行動してから考えても遅くはありません。たくさんの失敗も恥も糧にしていけばいいのです。
※起業するのにお金もアイデアもいらないという記事です。お金がないビジネスから始めればいいし、既存のビジネスモデルを徹底的にやるのもいいと思います。
まとめ
起業して生活して行くことなんて簡単なんです。起業の目的をはっきりさせて、その目的を実現させるための目標をはっきりさせる。そして、それを達成するための計画をおおざっぱで良いので作ればいいのです。
あとは、行動してから考えましょう。世の中、計画通り行くことなんかありません。目標を達成するための地図として計画は必要ですが、道に迷ったとしても、それも良い経験です。
最後まであきらめずに目標を目指しましょう。そして、いつの日か目的を達成してよく冷えたビールで乾杯したいものですね。
以上、起業するのは簡単です。だからすぐに起業しましょう!でした。