特別な買い物をしなくても日々不用品は増えていきます。その時は必要だったけど…その後は不用品として自宅に溜まっていくのです。特に子供の物はおもちゃから学校などで使用したものまでたくさん溜まります。また、故人の遺品に関してもなかなか捨てる決断ができずに溜まっていきます。さぁ、どうやって片付けましょうか?
- 最初にやることは不用品かどうかの見極め!!
- 不用品は回収・買取どちらが良いのか?
- 不用品売却は売値と買値をきちんと理解する
- 個人間売買の場合は買値で売れる!
- 個人間売買の方法は2つ
- 効率良く売却できるフリマ活用方法
- まとめ
最初にやることは不用品かどうかの見極め!!
1、「使えるもの」と「捨てるゴミ」に分ける
そうです。ここがスタート地点です。しかし、このスタート地点のハードルは想像するよりも高いものです。
まずは、「使えるもの」と「捨てるゴミ」に分けましょう!
ここは簡単です。壊れているもの、汚れが酷いもの、もう二度と使わないものを捨てるゴミとして分けてしまえばよいだけです。残ったものが「使えるもの」です。
※ゴミは各自治体のごみ処分方法に従って処分してください。
さぁ、ここからが大変です。なお、敵は自分自身の中にある「欲」です。まだ使えるかも、いつか使うかも、捨てるのはもったいない…いろんな理由で捨てるゴミに行くことを阻止してきます。
この10年間使わなかったものでも、いつか、いつか、いつかのメリークリスマス・・・と捨てずに不用品が溜まっていくのです。
次は「使えるもの」を整理していきましょう!
2、「売れるもの」と「譲るもの」に分ける
その場合の解決策として「使えるもの」を「売れるもの」と「譲るもの」に分けていきましょう。
捨てられないなら売ってしますか、譲ってあげてしまいましょう!
品物の状態を見て良好なものはネットで検索して売れそうか調べます。売れるものであれば、どんどん売ってしまって処分をしてしまいましょう。
売る方法については下記に書きますのでご参照ください。
売れそうなものは売ってしまい、残ったものでまだ使えそうなものは譲ってしまいましょう。売れないもので、捨てられないものでも、他人に使ってもらえるものであれば譲りましょう。
お金にはならなくても、喜んでもらえますよ。自分が使わないものでも、他人は必要としていることもたくさんあるはずです。
なお、売れるものと譲るものに分けて、どちらにも分けられなかったものは「捨てるもの」に入れて捨ててしまいましょう。
これで不用品の処分は終わりです。
不用品は回収・買取どちらが良いのか?
不用品回収は気をつけて利用しよう!
不用品の回収業者を利用するのは、まとまった不用品がある時か、不用品が大きなものの場合になります。
不用品の量が多くて、買取業者が対応できない場合、買取業者に査定を頼んだり運んだりするのが面倒な場合は不用品回収業者を利用しましょう。
不用品回収は基本的には有料です。
不用品無料回収と宣伝している業者さんの場合は、売れる品物であれば無料で回収してくれますが、売れそうにない古いものや壊れているもの、価値が低いものは処分費用を請求してきます。
また、お客様の顔色を窺いながら高額な処分費用を請求するケースも多くみられますので不用品回収業者を利用するときには十分注意しなければいけません。
特に遺品整理を行っている不用品回収業者だと、すべてをお任せでやってくれるため楽ですが、売れるものを含めて全部回収したうえで高額な請求をされます。(完全に足元を見られているケースが多々見受けられます)
不用品回収の場合は、最初に見積りをとって納得してから依頼するといいと思います。なお、後から追加料金を請求してくる業者もいますので、その場合は断って他の業者に変えた方がいいです。
不用品買取はたくさんの買取方法がある
不用品買取とは、不用品を売ることです。売ったものを業者さんが買い取ってくれることを不用品買取といいます。
わかりにくいですね…。
また、最近では不用品買取の選択肢はたくさんあります。
・リサイクルショップなど店舗で買い取ってくれる
・インターネットで郵送で買い取ってくれる
・個人間取引で買い取ってくれる
大きく言えば、この3つの方法があります。
リサイクルショップは店舗に直接持ち込めば、査定してくれて買い取ってくれます。また、インターネットの場合は買取を依頼して段ボールに詰めておくれば査定して買い取ってくれます。
なお、買い取り業者さんは、それぞれの会社に得意分野があります。インテリア系に強い買い取り業者さんやレトロな家具やおもちゃなどに強い買取業者さんもあります。
また、家電製品はどうしても電化製品の耐久年数をベースに買い取りを行いなすので、購入してから10年以上過ぎたものは買い取ってくれません。
たとえ、きれいで正常に動いても…です。その場合はジモティーなど個人売買で売るようにしましょう。古いけど、きちっと使えることをはっきり伝えればよいのです。
個人間売買の場合はさらに説明が必要になりますので、下記に記載させて頂きます。ただ、その前に不用品売買で理解しておかないといけないのが売値と買値の違いです。
不用品売却は売値と買値をきちんと理解する
不用品買取とは、業者さんから見たときに買取と言っています。不用品を処分して売る方から見れば不用品売却です。
ここもわかりにくいですが、さらにわかりにくいのが売値と買値です。
・売値・・・不用品を売るときの値段 ⇒ 買取価格
・買値・・・不用品として売ったものが商品として売られるときの値段 ⇒販売価格
難しいですが、不用品売却で損をしないためにはここを理解することが重要なのです。
不用品を売るときに、自分ではこのくらいの価格で売れるだろうと思っていても、実際にはものすごい安い売値だったりします。この売値は業者さんの立場から見れば買取価格になります。
えっ!?こんだけ???となることも多いですが、その原因は自分の意識ではリサイクルショップとかで売られている販売価格で考えてしまっていることが多いからです。販売価格はエンドユーザーに販売する価格であって、不用品を買い取るときの価格ではないのです。
できるだけ簡単に説明すると
不用品を売る(売値) ⇒ 業者さんが買い取る(買取価格)
不用品を買う(買値) ⇒ 業者さんが売る価格(販売価格)
になります。
不用品を売った金額(売値)に、業者さんの利益や経費を上乗せしたものが、業者さんが売るときの販売価格になります。(この商品を買うときの買値)
なんとなくわかりましたでしょうか?
さて、ここからが売値と買値の本番です!!!!
個人間売買の場合は買値で売れる!
さらに迷宮入りしそうですが…不用品を店舗がある業者さんやインターネットで買い取ってくれる業者さんに依頼すると、買取価格で買い取ってくれます。
この買取価格は上記で説明したとおり不用品を売る売値になります。そして、この売値に業者さんは利益や経費を上乗せして販売するのがリサイクル・リユースの商いになります。
しかし、不用品とは言え、少しでも高く売りたいと思いませんか?特別に高く買い取ってくれる業者さんは存在しませんが、高く売る方法はあります。
それが個人間売買です。
個人間売買の場合は、不用品を売るといっても、販売する立場にもなります。そのため、販売価格(買値)で売ることができるのです。
・個人間売買 ⇒ 売る立場=販売する立場 ⇒ 販売価格で売れる
不用品を業者さんに売ったときの売値(買取価格)に利益や経費を乗せた金額(販売価格)で個人の方に販売することができるのが個人間売買です。
もちろん、業者さんに売却すれば、販売する手間はありません。個人間売買をするには手間がかかります。
個人間売買の方法は2つ
個人間でモノを売り買いする場合は、大きくわけてフリーマーケット型とオークション型があります。
両方とも個人がモノを売るという部分は同じです。ただし、売り方が多少違うため、利用している客層にも影響がでています。
フリーマーケット型・・・値段を自分で決めて気軽に販売できる
オークション型・・・人気の高い商品は購入希望者が多くて高額で販売できる
フリーマーケット型は最近のスマホアプリの普及でメルカリやフリマなどが大人気です。主に若い女性が利用している傾向にあります。
一方、オークション型はパソコンを利用する男性の利用が多いという傾向にあります。ヤフーオークションや楽天オークションが有名ですが、価値があるものを少しでも高く売りたいという人が多いみたいです。
不用品を処分する場合は、
価値があるもの・高額なもの ⇒ オークションで販売
それ以外のもの ⇒ フリーマーケットで販売
するとよいでしょう。
ただ、最近の世間の傾向としては、あきらかにスマートフォンを利用したフリマアプリによる個人売買の人気があります。
そのため、不用品を早く処分したい場合は、どんどんフリマに登録して販売していくのが一番良いです。
フリマであれば、個人間売買になりますので販売価格(買値)で売ることができますので収益も多くなります。なお、個人間売買は消費税もかかりませんのでお得に取引ができます。
効率良く売却できるフリマ活用方法
フリマは気軽に出品して売却することができますが、売却する手順の中に面倒なことがあります。それは梱包して郵送することです。
フリマへの出品はスマホで写真を撮影して掲載するだけです。また、お金に関してもフリマ運営会社の方で決済手続きを代行してくれますので請求や入金確認など必要ありません。
面倒なのは、梱包と郵送です。本やDVDなど小さなものであれば封筒に入れて郵送すれば良いだけですが、少し大きくなると箱を用意して、壊れないようにクッション材を入れたりしなければいけません。
また、さらに大きな三輪車や自転車、家具、家電製品になるとフリマで気軽に販売というわけにはいきません。
フリマの運営会社としても大型商品の売買を楽にするための仕組みを用意していますが、問題は送料が高すぎて個人間売買の旨味がなくなってしまうことです。
そのため、現時点でおすすめのフリマ活用方法はフリマを使い分けることです。メルカリとジモティーがオススメです。
・メルカリ・・・小型で梱包が簡単で郵送し易いもの
・ジモティー・・・大きなもので梱包が面倒、送料が高いもの
ジモティーは基本的に手渡しになりますので、梱包する必要もないし、輸送料が発生することもありません。
近隣の方でその商品を必要な方がいれば、お問い合わせが入りますので、日時を打ち合わせをすればいいだけです。
ジモティーに関しては下記記事を参照ください。
まとめ
不用品の処分は本当に大変な作業です。しかし、今の時代はインターネットを効率よく使って個人間売買で処分することができるのです。
リサイクルショップに持ち込めば、たしかに楽に不用品を処分できますが、得ることができるお金は大変少ないものです。
しかし、現代はインターネット、スマホがありますので、インターネット上のフリーマーケットで売却をしましょう。
せっかく高く売ることができるのですから、少し手間をかけてみてください。商売の勉強にもなりますので一石二鳥です。
やってみると意外に簡単に売れます。ただ、売るものの値段を決めるのが難しいのです。売値(買取価格)と買値(販売価格)をしっかり理解して利益が最大化できるように売却をしましょう。
以上、お得な不要品整理方法!不用品は整理して買取・回収・処分していきましょう!でした。