ひとり社長が起業してから3年目以降の3年計画を考えています。基本路線としては、現在の3本柱である「不動産事業・不動産活用事業・IT事業」を引き続き強化、拡大していきます。バランスとしては不動産事業が50%、不動産活用事業が30%、IT事業が20%でやっていく予定です。
なぜ、3年計画なのか?
ひとり社長がサラリーマンの頃は長期計画(5年・10年)短期計画(1年・半年)がメインでした。それは大きな会社の進むべき方向性を示す長期計画は必ず必要で、その長期計画を実施するための短期計画も必要だったからです。
しかし、ひとり社長になったことと、先の読みずらい時代になったため、長期計画は不要になりました。ひとり社長の気が変われば長期計画はいらなくなります。ひとり社長の興味がある分野が急に農業になったら不動産業の計画なんて不要になり、考えたり、作成する時間が無駄になります。
また、インターネットを利用するようになり事業の栄枯盛衰が早くなりました。ひとり社長は現在、シェアリングエコノミーに参入をしていますが、まだ、市場ができておらず、法律が変われば対応を迫られます。
そのため、長期計画は不要になり、その実行計画である短期計画も作るのをやめました。中期計画(3年)があれば、短期計画も含まれるからです。
1年だと短すぎて、5年だと長すぎるとひとり社長は思っています。3年計画であれば、十分に考え、作成しても無駄にならずに、確実に実行できる範囲だからです。
一つに集中しないで3つの事業をやる理由
これはよく言われます。「お前は賃貸業だけやれば、もっと会社を大きくできるんじゃない?」って。ククク・・・そうだと思います。
しかし、ひとり社長は大変飽きっぽい性格をしているし、新しいことにチャレンジするのが大好きです。
また、不動産事業と不動産活用事業、そしてIT事業はすべて相乗効果をもたらすと考えています。さらに、ひとりで会社を運営する以上、効率を高めることが重要になるため、少ない取引先でできるだけ大きな売上を上げなければいけません。
少ない取引先でできるだけ大きな売上を上げるには、少ない取引先を大きく儲けさせなければいけません。少ない取引先が十分な利益を得るようにできれば、その一部が当社に還元されるのです。
そのビジネススキームが、不動産事業をしながら、その不動産を活用して、さらにITで高度利用を目指すというスキームなのです。
大切なのはひとり社長が行っている事業がどのような価値を生み出しているのか?です。ひとり社長の会社は取引先にとって価値があり続ける必要があるのです。価値があるからお付き合いしてくれて、一緒にやていけるのです。そして、価値を生み出すために3本の柱が必要なのです。
だから、3本の柱を強化するのはひとり社長がひとり社長であるために必要なことなのです。(尾崎豊か?)
不動産事業
不動産事業がひとり社長にとってコア事業になります。どんどん新しい分野にチャレンジをしていきますが、最初と最後は不動産業と決めてあります。そのため、新しいチャレンジをしながらも、不動産事業の質と量の追及は最優先課題となっています。
賃貸管理業
・賃貸物件の管理・運営
・家賃の集金管理
賃貸仲介業
・賃貸物件の仲介業務
リフォーム事業
・入居中の営繕工事
・退去後の原状回復工事
・エアコン工事
不動産活用事業
不動産活用事業は不動産事業で取り扱っている不動産を有効活用していく事業になります。賃貸物件で言えば、現在、賃貸物件の空室率は30%を超えてきています。
その空室を埋めるために莫大なコストをかけているのが現状ですが、これを改善するために空室を活用する事業にしていきます。また、土地についても同様です。
空室活用
・ウィークリー&マンスリー賃貸の運営
・簡易宿泊施設の運営(シェアリングエコノミー、airbnbなど)
空地活用
・コインパーキングの運営
・簡易駐車場の運営(シェアリングエコノミー、軒先パーキングなど)
IT事業
ITと言ってもシステム開発などではなく、ネットビジネスです。ホームページの活用やアプリの製作はしますが、基本的にはネット広告・ネット物販で収益を上げるビジネスモデルをベースにします。IT事業をやる以上はIT事業単体でも利益を上げられる体制を整えていきます。その上で不動産業との相乗効果を試行錯誤していきます。
・ネット広告事業
・ネット物販事業
・アプリ開発事業
まとめ
これから先の3年間は基本的には起業してから築いてきたものをブラッシュアップしてより、量的な拡大と質的向上を目指していきます。
特に賃貸管理業においては、次の3年で管理戸数を一気に拡大します。この拡大にはお金も人もつぎ込むつもりです。この3年間で本当にいろんなことを学びました。その成果をこの先の3年間の管理獲得に投入していきます。
当社に管理を頼むことのメリットが明確化できていますので、あとはそれをどうやってオーナー様へお伝えするのかがポイントとなります。その方法もひとり社長の中ではすでにイメージもできていますのであとは実施するだけです。
不動産活用事業も稼働数を増やし、質をあげていきます。また、土地の活用事業も少しづつですが開拓していきたいと思っています。活用事業はコアな事業ではありませんが、不動産事業の質を高めるためには不動産活用事業で様々なノウハウを吸収する必要があると思っています。
実際に体験してみないとわからないことが多いのです。そして、実際に体験したことは成功したことだけでなく、失敗したことからでも学べるのです。
そして、時代の潮流はシェアリングエコノミーに移ってきています。インターネットと不動産業を上手に組み合わせたものだけが生き残り、成長していける時代です。まずは次の3年計画を年内に作り上げて、年明けから下準備をして3月18日の創業3周年記念日から行動を開始していきます。