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ひとり社長の奮闘記

脱サラしてひとり社長として生きる!人生を最大限に楽しむためにひとり社長として日々奮闘しています!

価格を5%ダウンするのが無理なら30%ダウンしなさい!こう言える社長のすごさ!

会社運営

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これは有名な話かもしれませんが、ある大手企業で製品の価格を5%ダウンするのに苦労していました。そして、会議の時にいろいろな話が出ている中でその創業社長は言いました!「それなら30%ダウンならできるでしょう」・・・( ^ω^)・・・

社長はマクロの視点で考える

この価格ダウンの話はブラック企業の話ではありません。真面目に大手企業が製品の価格を競合他社よりも安くするために英知を集めて考え抜いた話です。

 

5%ダウンで苦労しているのに、30%ダウンを求める社長の考えは現場で働く社員とは全く違う考えからきています。現場の社員が目の前のことを突き詰めて、ミクロ的に考え抜いているのに対して、社長は高い位置から広い視野を持ってマクロ的視野で普段から物事を考えているのです。

 

ひとり社長はひとりですから、現場と兼務して社長です。現場にいる時間が長いため、まだまだミクロ的な視点からしか物事が見れていない気がします。

価格の5%ダウンが難しい理由

たった、5%ですよ!!!と言ってしまいそうですが、この5%が本当に大変なんです。原価を抑えて、流通経費を抑えて、人件費を削って、経費、経費、経費を削減してやっと5%下げているのです。

 

普段から価格を下げる努力を続けている企業にとって、そこからさらに5%削減するのはものすごく大変なことです。会社の方針でさらに5%下げろと言われえても、ほとんどの場合は達成することができません。

 

できたとしても少しだけでしょう。トヨタ自動車は「乾いた雑巾をさらに絞る」と言っていますが、絞ったところで、どれだけの水が出るのか疑問です。

価格の30%ダウンならできる理由

そのすごい社長は価格を5%下げるための会議をずっと静かに聞いていました。そして、議論が息詰まると静かに立ち上がり言いました。

 

「価格は5%ではなく、30%ダウンしなさい。30%ダウンする方法を考えなさい。それならできるだろう」

 

幹部社員はみんな息を飲みました。でも、社長の命令ですから、すぐに頭を切り替えて30%ダウンするために全員が一生懸命考えました。

 

その道は困難極める大変な道のりでしたが、5%のダウンができなかったのに30%のダウンは実現できたのです。

 

なぜか?それは5%のダウンだと今までの経験の延長線上で物事を考えてしまうため、原価を抑える、流通費を抑える、広告費を抑える、人件費を抑えるなど、とにかくミクロ的な発想で物事を考えてしまうのです。

 

しかし、30%のダウンだと、今までの延長線上で考えても絶対にできないと最初からわかっていますので、いままでの経験や考えを捨てて、ゼロベースで物事を考えることができたのです。

 

原価を抑える細かい努力ではなく、さらに製造費が安い国へ生産を移管したり、自社で製造するのではなく、製造会社に製造を委託してしまう(SPA)。また、流通も自社製品のみを輸送するのではなく、他社の製品も一緒に輸送するなど、いままでとは全く違うマクロ的な視点で業務を改善できるのです。

 

5%のコストダウンはできなかったのに、30%のコストダウンができるのは、過去の経験に捉われずに新しい発想でコストダウンを行ったからです。

まとめ

毎日、現場で仕事をしていると、たくさんの経験値を積んでいきます。しかし、その経験値が邪魔してよい仕事ができなくなることがあるのです。

 

だから、意識してゼロベースで物事を考える習慣が必要だと思っています。不動産業界でも、いまだに民泊を否定している不動産会社もいます。しかし、時代はシェアリングエコノミーへ向かって動いています。

 

空室率が30%を超える時代になっているのに、いままでと同じことを繰り返し続けて、あくまでも通常賃貸だけでやっていくのはナンセンスです。空室は活用する時代になっているのですから、通常賃貸で埋まらなければ、短期宿泊施設やレンタルスペースとして活用しましょう。

 

空室対策の場合は、家賃を下げたり、敷金・礼金を下げたり、お部屋に投資してグレードアップしたり、不動産会社へ支払う手数料(広告料)を増やしたり、ひたすらお金がかかります。

 

しかし、空室活用であれば、お金を使うのではなく、お金を稼いで収入を増やすことができます。時代は変わります。過去の経験は思い出にして、常に新しい発想で仕事をする時代に入ってきているように感じます。

 

なお、すごい創業社長とは松下電器を創業した松下幸之助さんのことです。なお、口語の部分はフィクションです。