ひとり社長の奮闘記

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ひとり社長の奮闘記

脱サラしてひとり社長として生きる!人生を最大限に楽しむためにひとり社長として日々奮闘しています!

ひとり会社でも支払わなければいけない経費の一覧

会社運営

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ひとり社長として会社を経営しているとたくさんの請求がきます。個人の税金支払いから法人の税金支払い、そして、その他会社経営に携わるといろいろなところから請求がきます。この請求が重なると会社経営が嫌になりますね。

ひとり社長として不動産会社を経営してかかる費用

・赤字であっても支払う必要がある法人都民税 58,300円

・全日不動産協会に支払う年会費  60,000円

・東京不動産協会に支払う年会費  10,800円

・不動産政治連盟に支払う年会費  4,000円

・所得税             毎月

・社会保険料(年金、健保)    毎月

 

 簡単に言う税金と年会費、それに所得に応じた税金と収入に応じた社会保険料を合わせると年間で約300万円が消えていきます。

 

儲けるのって難しいですよね。社会保険料も法人支払い分と個人支払い分がありますが、ひとり社長であれば両方とも自分で支払うのですから高額になります。

日本は起業やベンチャーにはやさしくない

起業して思ったのが、日本の税制などの仕組は起業やベンチャーには優しくないと言うことです。

 

とにかく、公的機関がお金を取ろう取ろうとしてきますので、税金の支払いのために働いているのかなと思う時があるくらいです。

 

その税金を有効に使ってくれればいいのですが、ご存知のように税金の大半の使い道は公務関係の人件費です。

 

上場している大企業に合わせている(民間と給与水準が同じ)と言われる高額な給料や各種手当、高額な退職金に税金のほとんどが使われているともうと悲しくなりますね。

 

日本は中小企業が99.7%、大企業が0.3%の割合なのに、大企業に合わせて公務員の給与を決めているところが間違っています。

 

ほとんどの中小企業では賞与や退職金なんてほんの少しでるか、ないかのどちらかです。

起業を成功させるには公的な支払いがたくさんあることを理解しておく

上記の通り、税金や社会保険だけ約300万円を年間で支払わなければいけません。ひとり社長にとってはとても大きな金額です。

 

しかも、この金額はあくまでも公的機関に支払うものであって、それ以外の会社(事務所)の賃料や光熱費、通信費、各種支払いはまた別です。

 

例えば、1000万円の売上があっても税引き後利益として残るのはほんのわずかです。ただし、所得税はともかく、売上が2倍になっても、経費が2倍になることはありません。

 

そのため、売上を2倍にするだけで利益ベースでは何倍にも大きくすることができます。また、少し売上を増やすだけで、利益が前年比で2倍以上になったりします。

 

起業を成功させるためにはここを理解しておくことが大切です。売上は一定の規模になるまでは利益を生み出さないが、一定の規模を超えればじゃんじゃん利益を生み出すことができる。

 

また、利益として経常してしまうと税金がかかってしまいますので、生み出した利益は常に将来に向けて投資して帳簿上の利益はできる限り無くすこともベンチャー起業にとっては大切なことです。

 

onepresident.hatenablog.com

 

民間と公務員の考え方の違い

そもそも、なんでこんなに税金が高いんだろうと思います。税金のほとんどが人件費に使われているのは仕方ないとして、中小企業の感覚からすると不思議です。

 

公務員の友人に話を聞いてみたところ、民間と公務の考え方は180度違うからしょうがないとのことです。

 

たとえば、民間では繁忙期と閑散期がある場合、通常の人員は閑散期に必要な人員を用意しておいて繁忙期は派遣やアルバイトなどで対応するのが一般的です。

 

しかし、公務では忙しい時と暇な時があれば、忙しい時に必要な人員を常に用意しておくことが必要だそうです。

 

忙しい時期にたくさんの国民が公的機関を利用したときに対応できなければ困るという考え方です。その結果、忙しくない時期はたくさんの人が余るという現象が見られます。

 

私の住んでいる近くの市役所の出張所もなぜ、こんなにたくさんの従業員がいるのか不思議でしたが、3月などの引っ越しシーズンにいろいろな手続きに来る人が多くなる時期に合わせて人員を確保していると考えれば、なぜか納得できます。

 

民間からみたらまったくバカらしい話ですね。

 

また、その他にも予算に対する考え方も民間と公務では180度違います。民間であれば少ない予算で目標を達成すれば、それを評価されます。

 

しかし、公務では予算を使い切らないといけないそうです。予算を余らせてしまうと翌年の予算を決めるときに、余ったなら、予算を減らそうと言われてしまうため、予算は必ず使い切るしかないとのことです。

 

予算をつかいきらないと評価されない…目標や目的と予算は連動していないんですね。まぁ、予算っていっても税金ですから自分たちで稼ぐわけではありません。

 

目標を達成しなくても、予算を使い切っていれば、翌年以降の予算を確保できるので問題はないという考え方なんです。

 

民間から見れば驚くほど、考え方が違います。少し違うどころか180度違うから驚きますね。

 

onepresident.hatenablog.com

 

まとめ

起業したばかりのベンチャー企業が公務員的な考え方をすれば、すぐに倒産します。また、会社経営にはたくさんのお金がかかることを前提として経営していないと税金などの支払いができなくて倒産します。

 

なお、税金を支払わないと延滞利息が付くだけでなく、法人の銀行口座から税金額を差し押さえという形で強制的に引き落とされます。

 

税金の支払いを免れることはできません。(頑張って、現金で受領して、現金のまま持っていれば別ですが…)

 

大切なことは会社経営には経費支払いの他に公的な支払いがたくさん発生するということを事業計画に入れておかなければいけません。

 

毎月、30万あれば生活していけるやと考えても法人税を支払って、社会保険料を支払って、不動産協会に会費を支払って、事務所代を支払って、各種会費を支払ったらほとんどお金は残りません。

 

だから、損益分岐点を明確にしておくことが大切です。必要な経費や公的な支払い額を計算して30万円以上が利益になるとか、年間で300万円を超えたら利益が出るとか、常に考えておかないと利益が出ていても倒産する黒字倒産になってしまいます。

 

onepresident.hatenablog.com

 

まぁ、ベンチャー企業は極限までコストカットして無駄なお金は一円も出さないくらいの覚悟で経営しなければ生き残れないです。

 

日本の大企業であるシャープが鴻海に買収されて、鴻海の会長が言っていましたが「一生懸命やっている人と、寝ている人が同じ給料なのはおかしい」とか「シャープは金持ち息子のようだ」だと。

 

シャープは大企業病か公務員的な思考に陥ってしまったと思います。起業して会社が大きくなるまでは社内の競争が激しく、無駄な経費を一切削減していたと思いますが、大企業になったら社内は年功序列、派閥による人事、経費は前年を参考にして翌年の予算を組むようになってしまったんだと思います。

 

ひとり社長もいつまでも気を抜かないで会社経営をしていきたいと思います。なに、もっと売上をあげるのが先決だろ!!って!?