ひとり社長の奮闘記

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家具家電付きのお部屋の功罪

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日本ではあまり一般的でない家具家電付きのお部屋ですが、海外では家具家電がついた状態でお部屋を借りるのは常識です。日本でもマンスリーやウィクリーでは昔からあったのですが、最近は賃貸仲介大手のミニミニを始め、たくさんの会社が家具家電付きのお部屋を提供しています。

借りる人から見たら良い家具家電付きのお部屋

お部屋を借りる立場から見れば、家具家電付きのお部屋は大変魅力的です。なんせ、身の回りのものをもって気軽に引越しができます。引越し業者さんを手配する必要もないのです。

また、カーテンの採寸をする必要もなく、配置を悩むこともありません。立地やお部屋にプラスして気に入った家具家電が付いているお部屋を選べばよいのです。

難点を言えば、日本では家具家電付きのお部屋がとても少なく、希望の引越先(場所)に好みの家具家電付きのお部屋がなかなかないことです。また、家具家電のリースも良く見かけるようになりましたが、リースはものすごく割高になりますのであまりお勧めできません。

貸す側から見たら家具家電付きのお部屋はよくない

お部屋を貸す方の家主様の立場から見たらどうでしょうか?まず、通常賃貸(2年契約2年更新など)では絶対にやめた方がいいです。ミニミニの家具家電付きも通常賃貸ですがたくさんの家主様の犠牲の上になりたっています。

まず、家賃もそれほど高くなく、家具家電が付いていますが、ミニミニが負担していますか?いいえ、違います。家主様が負担しているのです。つまり表示されている家賃の中から管理料や各手数料を差し引かれた上に家具家電代(約6,000円)が毎月差し引かれているのです。例えば、6万円のお部屋だと手取り収入(家賃)は約5万円となってしまいます。

また、手ぶらで入居できる家具家電付きのお部屋は、手ぶらで退去することができますので入居期間が短い傾向にあります。通常賃貸の場合は入居者が入れ替わる度に家主様は不動産会社へ広告料を家賃の1カ月分~2カ月分支払いますので、短期間に入退去が繰り返される家具家電付きの場合は負担がものすごい金額になります。

まるで不動産会社のために賃貸経営をしているようなものです。そのため、もし家具家電付きにするならマンスリーやウィークリー、または民泊などで利用することをお勧めします。

当社も家具家電付きを展開しています

当社も家具家電付きのお部屋を取り扱っていますが、当初は通常賃貸であったものを少しづつウィクリー(民泊)に転換しております。もともとは空室対策として大学エリアに家具家電付きのお部屋を提供しておりましたが、入居期間が短く家主様の為にならないと判断して通常賃貸での使用をやめました。

 

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ウィクリー(民泊)であれば、当社で借り上げ(サブリース)してしまい当社で運営を行いますので、入退去があっても不動産会社へ広告料を支払う必要がなく、また、空室があっても家賃が保証されていますので家主様の安定した賃貸経営に役立つことができます。

まとめ

世の中はバランスが大事だなといつも思います。ミニミニの家具家電付きは家賃も安く、戸数も多く、借りる人にとっては良いのですが、家主様にとっては最悪のシステムです。

借り手優位の時代だから、徹底的に家主様を泣かしてでも、自社の利益を確保しようという戦略なのですが、私個人的には感じが悪いと思います。

賃貸仲介と賃貸管理を両方手がけている会社の場合はミニミニのように借り手だけに目が向きがちですが、賃貸物件を所有している家主様の立場ももう少し考えてあげると良いと思います。

まぁ、大手が自社の利益確保に走るから当社みたいな零細ベンチャー企業でも管理戸数を増やしていけるのですが・・・。