ひとり社長の奮闘記

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エアコン工事を自社で施工して売上と利益を上げていく!

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エアコン交換工事を自社で施工することにしました。これまでは量販店やネットなどで注文していましたが、エアコン工事は現場で追加料金が発生するため事前に金額の把握が難しく、不透明な部分があったため自社で施工することにしてみました。また、自社で施工することでリフォーム事業の売上や収益の向上が見込めます。

エアコン工事の会社でアルバイト生活

エアコンの設置・取り外しをマスターするために2か月間、ノートパソコンとスマートフォンを持ってエアコン工事の会社でアルバイト生活を送りました。

 

エアコン工事の会社では比較的大手で研修等しっかりしているところを選び、普通にバイト面接を受けて採用されました。

 

そのエアコン工事の会社は冬場は灯油の配達をしていて、夏になるとエアコン工事をしていました。調べてみると冬は灯油、夏はエアコン工事という会社がたくさんあって驚きました。

 

驚いたと言えば…面接官もひとり社長みたいなおっさんがエアコン工事のアルバイトに応募してくるなんて…さぞ、驚いたでしょうね。

 

※ノートパソコンとスマートフォントを持って行ってバイトするのは、本業の不動産業などの仕事も並行して行う必要があるからです。アルバイト中でもひとり社長の会社の業務は動いていますので常に連絡を取ったり、ネットで手続きをする必要があるのです。

エアコン取り付け・取外しの研修

エアコン工事というと、特別な資格などが必要そうで難しく感じますが、エアコン工事自体は電気工事士の資格等は必要ありません。(コンセント増設やブレーカー交換などを行うときは電気工事士の資格が必要となります)

 

小規模のエアコン工事会社では最初から先輩に同行してOJTでエアコン工事の技術を身につけて、すぐに現場へ派遣されるみたいですが、私が選んだアルバイト先はエアコンを保管してある倉庫でエアコンの取り付け・取外しの研修をしてくれました。

 

わざわざ、ホームセンターでベニヤ板などを買ってきて、模擬の壁を作り、その壁に穴をあけて、配管を通してエアコンを設置する。そして、設置したエアコンを取り外す練習を繰り返しするのです。

 

エアコン工事はほんとうに標準的な工事であれば、それほど難しくありませんがエアコンの設置場所、室外機の設置場所が多種多様のため、しっかり研修しておかないと現場でとんでもないことになります。

エアコンの取外し

エアコンの取外し工事は比較的簡単でした。ポイントはポンプダウンといってエアコン本体や配管の中に入っているフロンガスを室外機にしっかり回収して閉じ込める作業です。

 

フロンガスを閉じ込めてしまえば、あとは手順通り配管や配線を取り外してエアコン本体、室外機を取り外して終わりです。

 

※エアコンは自分で取り外して無料で処分することができます。こちらの記事も参照ください。

 

 

エアコンの取り付け

エアコンの取り付けは設置場所により難易度が変わります。まず、一番難易度が高いのが新築やエアコンの付いていない部屋に新規でエアコンを取り付ける工事です。

 

これは壁に穴をあける作業から行いますので大変です。壁の中には筋交いという柱や電源につながっているコードなどがあります。

 

それをうまく避けて穴をあけるのは本当に大変です。ベテランでも穴を半分あけてから中に異物があって困ってしまうことは良くあります。

 

新築は壁や床に少しでも傷をつけると大きなクレームになりますので、ひとり社長的にはあまりうれしくない現場でした。

 

ただし、ベテランの方で稼ぎたい人には1か所で複数台のエアコンを設置できますので、短時間で儲けることができる現場で歓迎されている雰囲気がありました…。

 

本当はマンションやアパートの標準工事が作業が楽で良いのですが、標準工事は追加工事代が発生しませんので儲けは少ないのです。

 

また、マンションやアパートでも、標準工事ではない難しい工事も多く、その場合は追加料金が発生して儲けも大きくなりますが、その分、作業が大変になります。

 

特に室外機の設置場所が天井に吊り下げていたり、架台にのっけていたりしていると、ひとり作業としては難易度が高く時間も手間もかかる工事になります。

 

※エアコンの取り付け方について詳しく書いていますので参照ください。

 

 

エアコン工事アルバイトの実態

エアコン工事はガテン系の仕事です。しかもエアコンはシーズンものですのでトップシーズン(7月~8月)は早朝から深夜まで拘束されます。

 

もちろん会社によって勤務形態は違いますが、私がバイトさせていただいた会社は営業所と倉庫が別々の場所にあったり、仕事を受託している家電量販店の場所が営業所から遠いエリアにあったため、移動時間や待ち時間がものすごく長かったのです。

 

その長い拘束時間に対応するためにバイト代は時給ではなくエアコン工事をした売上に比例した出来高給でした。(他の会社も歩合給がほとんどでした。)

 

その為、拘束時間が長くても追加工事が発生しない工事ばかりだとお金的にはおいしくない仕事だと思いました。

 

また、仕事自体も接客業であり、ガテン系の肉体労働であり、長距離移動する運転手でもあるため、大変厳しく、入社した人がすぐに辞めていくのを何度も見ました。

エアコン工事アルバイトの一日のスケジュール

前日の夜に次の日の工事予定表を渡されて、エアコン本体・室外機・備品等を積み込みます。

午前6時~7時        営業所へ出社

午前8時~9時       1件目の現場へ到着

午前9時~11時     1件目の工事

午前11時~12時    移動と昼食

午後12時~14時    2件目の工事

午後15時~17時    3件目の工事

午後18時~20時    4件目の工事

午後20時~23時    倉庫で翌日の積み込み・準備等

午後24時前後     営業所へ帰社・帰宅

翌日午前6時前後に出社へ続く…

結構、ハードですよ。

みなさんタバコ吸います。

ガテン系です。

 

なお、台数口といって1つの現場で2台、3台設置することも良くありますので工事が多い日で1日で6台エアコン設置したこともあります。

 

なお、基本的にはエアコン工事は一人で行います。複数で現場に行くのは、新人が入ったときだけOJTで同行する程度です。(一人で行わないと儲からないのです。本人も会社も…)

エアコン工事のバイト料

エアコン工事はガテン系の労働で、拘束時間も長いです。お昼ご飯を食べれないことも多いです。

 

また、最も暑い時期にエアコン無しの空間で工事をしますので汗がとまりません。そんなエアコン工事のバイト料は出来高制でした。

 

エアコンを1台取り付けるといくら、1台取り外すといくら、現場で追加料金を受領した売上の何パーセントなど出来高を計算して支払われます。

 

拘束時間ベースにするとすごく少ないアルバイト料ですが、なんせ休みは週に1日あるか、ないか程度ですから月に100万近く稼ぐ猛者もいます。

 

平均すると30万~40万程度ですから仕事の大変さや拘束時間の長さを考えると微妙です。

 エアコン工事の大変なところ

現場でイレギュラー工事が多いところです。2階以上でベランダがない場合はスライダーという伸縮ハシゴを使用してエアコン工事を行います。

 

このハシゴは結構、曲がりますので2階や3階までハシゴを立てかけて、そこへ上って壁に穴をあけたり、配管を通したりするので作業は大変です。

 

また、配管カバーをインパクトドライバーを使用して壁に打ち付けていく作業も、ハシゴ作業で行うと本当に大変でした。

 

また、天井つり上げや架台に室外機を乗せるのも一人作業ですから大変です。さらに、エアコン工事をする作業がほとんどない狭い場所も多いです。

 

室外機が草むらの中に入っていて見えていない状態の工事も何度もありました。もちろん、やぶ蚊に刺されまくります。

 

1件の工事でハマってしまうと、そのあとの工事の時間がずれますのでお客様の予定と合わずに困ることもよくあります。

 

また、マンション等では隠ぺい配管といってコンクリートの壁の中に配管を通しているものがあったり、常にイレギュラーロケーションへの対応が求められましたとにかく大変だった思い出しかありません。

エアコン工事を自社施工にする

そんな苦労をしてエアコン工事会社でアルバイトをした成果はすべて自社でエアコン工事を行えるようにするためです。

エアコン工事マニュアルの作成

まず、やることはエアコン工事の会社で学んだことをすべてマニュアルにすることです。

 

エアコン工事に必要な道具からエアコン工事の手順、トラブル対応などすべてマニュアルにしました。

 

マニュアルの目的は忘れないためと、他の人が工事するときに役立てて頂くためです。

エアコン工事道具の購入

エアコン工事をやるにはインパクトドライバーやトルクレンチ、真空ポンプなどエアコン工事用の道具が必要です。

 

そのため、最初の工事を受注したときに道具は一式購入しました。最初の1台目の工事の利益はすべてエアコン工事の道具をそろえるために使用しました。

 

なお、余談ですがエアコンを購入するとエアコン本体と室外機しか付いてきません。配管や電線、各種部品は別途購入する必要があります。(エアコンの標準取付工事費の中に配管や電線、各種部品代が含まれています)

 

配管や電線、各種備品はセットものが売っていますので、それを10セット購入しました。(1セット5,000円前後)

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エアコン本体・備品の購入

エアコン工事にはエアコンを工事するための道具と受注してから取り寄せるエアコン本体・室外機、その他備品セットがあります。

 

本来は業販(業者向けの販売商社)から仕入れるのが一番良いのですが、当社はまだそんなたくさんエアコン工事を行うわけではないのでインターネットで安いところで購入します。(業販の場合、最低限購入するロット数が決まっている)

 

そのため、主に秋葉原周辺の問屋さんへネットで下調べして、電話で在庫を確保してから取りにいきます。

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 まとめ

エアコン工事を自社施工にしてよかったと思っています。

 

当社は賃貸物件を管理する会社ですから新規で壁に穴をあけたりする手間はなく、比較的にイレギュラーの工事が少ないため、エアコン工事といっても簡単な工事が多いのです。

 

そのため、標準工事であればミスもほとんどなく簡単に、きれいに取り付けることができます。

 

毎年、暑くなってくるとエアコンが効かないという苦情が入りますのでこれからは自社でエアコン交換ができます。

 

また、入居者入れ替えのときに10年を経過しているエアコンは積極的に交換していきます。エアコンは電化製品になりますので10年ごとの交換は必要な行為なのです。

 

もオーナー様にとっても、急にエアコン故障の連絡が入ることが少なくなりますので、故障する前にエアコン工事をしてしまえば、ストレスが減ります。結構いいこと尽くめです。

 

エアコン工事のアルバイトは大変だったけど一通り工事をマスターして、マニュアルを作成して、工事道具を購入してしまえば、これから先ずっとエアコン工事を受注して施工して売上を上げて収益を得ることができます。

 

以上、エアコン工事を自社で施工して売上と利益を上げていく!でした。